一生モノ(かもしれない)の音楽アルバムベスト50を紹介する。

年末あたりから色んなブログで、おすすめ○○ベスト○○系の記事がよく目に入って楽しそうだったので、自分もやってみる。

映画や漫画や本も楽しそうですが、一番好きなのは音楽なので、とりあえずは自分の人生に影響を与えた音楽アルバムをランキング形式で紹介したいと思います。まあ、音楽に上も下もないし結局は個人の好みなので…とか身も蓋もないことをいってもつまらないので頑張って順位付けしました。

縛りなしだと選定が困難なので以下のようなルールを設定。

  • 同一アーティストの作品を複数いれない
  • クラシックや現代音楽は除外(アルバム単位で選ぶのが難しいのと色んな意味で面倒)
  • 20年後でも聴けると自信をもって言えるかどうか

というわけで早速発表していきます。長いよ。

順位 アルバム名(リリース年) / アーティスト(バンド)名


第50位 Daydream Nation (1988)/ Sonic Youth(ソニック・ユース)
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10代後半~20代前半にかけてよく聴いた大好きなバンドの1つ。ハードなノイズとポップさの両方を兼ね備えた長く聴ける1枚。


第49位 Visions Of Dawn (1976)/ Joyce(ジョイス)
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なんとなく入ったオシャレな本屋で、なんとなくジャケ買いしてみたらめちゃくちゃ良かった1枚。アシッドフォークとブラジル音楽の素敵な融合。


第48位 Since I Left You (2001)/ The Avalanches(アヴァランチーズ)
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サンプリングミュージックの傑作。ひたすらハッピーで気持ち良い夏のマスターピース。不思議と全然飽きない。


第47位 TOTO IV (1982)/ TOTO
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チョイスが完全に熟年の域ですが、中学生の頃からずっと聴いてるかもしれない。ポップスのお手本のような完成度の高さ。


第46位 1999 (1982)/ Prince(プリンス)
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リーリレッコーヴェ!ホウッアッ!フッフー!ってかんじで聴く度にテンションあがるね。


第45位 The Three E.P.’s (1998)/ The Beta Band(ベータ・バンド)
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全然知名度がない上に知らない間に解散していたバンド。確かにスケールの大きさは感じないが、それがひっそりと長く聴ける魅力になっていると思う。


第44位 Lust (2005)/ Rei Harakami(レイ・ハラカミ)
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アンビエントともエレクトロニカともいえない唯一無二の電子音。2011年に急逝してしまい、これが最後のアルバムになってしまったのは本当に残念。


第43位 Elephant (2003)/ The White Stripes(ホワイト・ストライプス)
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2000年代にここまでストレートなロックを聴かせるバンドが出てきたことも驚きだけど、ドラムとギターだけでなぜこうも迫力があるのか。ロックにうるさそうなオッサンたちにもおすすめできる、なかなか衝撃的な1枚。


第42位 90 (1989)/ 808 State
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イギリスのテクノバンド。アメリカのシカゴ・ハウス(デトロイト・テクノ)をよりポップに洗練させた感じ。なんとなく過小評価気味だと思うんだけど、どうなんだろ。


第41位 Ultravisitor (2004)/ Squarepusher(スクエアプッシャー)
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これまた唯一無二のサウンドを作るスクエアプッシャーの最高傑作。この人の音作りにはいつも衝撃を受けてしまう。


第40位 ハウルの動く城[サウンドトラック] (2004)/ 久石譲
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映画の方はさっぱり意味不明で全然ダメだと思うんだけど、サントラは本当に良かった。それが良いのか悪いのかは分からないが。


第39位 Skylarking (1986)/ XTC
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昔ながらのファンからは評価がイマイチだったこともあるようだけど、どう考えてもXTCは圧倒的にこれが最高傑作。むしろこれ以外は…。偉そうなことを言いながらトッド・ラングレンのプロデュースだったのはこれを書くまで知らなかった。


第38位 Highway 61 Revisited (1965)/ Bob Dylan(ボブ・ディラン)
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リアルタイムで聴いた世代ではないので、ディランの革新性とかそういうのはわからないし後追いで分かったフリをしたくもないのだけど、古びないメロディが素晴らしい。


第37位 Wave (1979)/ Patti Smith(パティ・スミス)
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パンクの女王感などほぼ感じさせないポップで色鮮やかな1枚。尖ってるこの人も好きだけど、長く聴くならコレ。これまたトッド・ラングレンプロデュースで本当に良い仕事してます。


第36位 Hot Rats (1969)/ Frank Zappa(フランク・ザッパ)
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ザッパ大好き!ってわけではないし大体がキツいんだけど、これはすごい好き。ほどほどにプログレでフュージョンでアヴァンギャルドな感じで、ポップさとのバランスが良い傑作。あと本当になんでかわかんないけど、これ聴いてると無性にラーメン食べたくなる、


第35位 銀河鉄道の夜[サウンドトラック] (1996)/ 細野晴臣
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YMOの中で誰が一番音楽的な才能に恵まれているかっていったら、そりゃ細野さんが圧倒的です。自分の中でのエレクトロニカ・アンビエント系の作品の中でのベスト。必ずアニメとセットで観ればその良さがわかる。


第34位 Magical Mystery Tour[サウンドトラック] (1967)/ The Beatles(ビートルズ)
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ビートルズはもはやベストでいいんじゃないか説が自分の中にはあるわけだが、強いて選ぶとすればこれ。理由は好きな曲が一番多く入ってるから。映画は当然観ていない。


第33位 Hunky Dory (1971)/ David Bowie(デヴィッド・ボウイ)
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ボウイの中でも最もポップで聴きやすく飽きのこないアルバムかもしれない。バンドサウンドというよりもシンガーソングライター的な側面が強い。


第32位 21 (2011)/ Adele(アデル)
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アデルの魅力は何と言っても声だろう。前作はその声に対して曲にパンチがないという印象をもったけど、今作では売れまくったのも納得。


第31位 Voodoo (2000)/ D’Angelo(ディアンジェロ)
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とにかくジャケットにだまされてはいけない。


第30位 Ron Sexsmith (1995)/ Ron Sexsmith(ロン・セクスミス)
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カナダのシンガーソングライター。ロン・セクスミスの良さはニール・ヤングに通じるものがあって、素朴で心にスッとはいってきて(こういう表現嫌いなんだけど)、寂しさを埋めてくれるようなでも結局聴き終わったら寂しくなる、みたいなそういうアルバム。


第29位 Something/Anything (1972)/ Todd Rundgren(トッド・ラングレン)
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トッド・ラングレンの全てが詰まってるといっても過言ではない。最高のメロディメーカー。日本のいわゆる渋谷系と呼ばれるミュージシャンにもかなりの影響を与えたらしい。その辺は詳しくないので全くわからない。


第28位 It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back (1995)/ Public Enemy(パブリック・エネミー)
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ヒップホップはATCQとかピート・ロックあたりのスムースでメロウなものが好きなのだけど、別格で好きなのはこれ。ロックが好きでヒップホップを食わず嫌いしている人にはまずこれを聴かせるのが良い。ジャンルを超越してるファンキーな一枚。


第27位 Empyrean Isles (1964)/ Herbie Hancock(ハービー・ハンコック)
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フリージャズとロックの中間にあるような作品で大変格好良い。近年はヒップホップやブレイクビーツも取り入れたりしているところをみると、当時はロックを取り入れようとしてたのがわかる。


第26位 Last Date (1964)/ Eric Dolphy(エリック・ドルフィー)
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エリック・ドルフィーはそんなに好きな方ではないけど、このアルバムだけはとてつもなく良いと思うんだね。アヴァンギャルド過ぎないし。特にこの「You don’t know what love is.」は美しすぎますな。


第25位 The Stone Roses (1989)/ The Stone Roses(ストーン・ローゼズ)
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キラキラポップなダンスロックアルバム。陳腐な表現すぎて自分でも恐ろしくなるが、だって本当にそんな感じだし。多分こちらも日本の渋谷系とかあの辺のカルチャーに影響を与えてるのかもしれない。知らないけど。ラルクとかからも感じる時がある。


第24位 Doolittle (1998)/ Pixies(ピクシーズ)
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ピクシーズはニルヴァーナ経由で知ったバンドだけど、結局長く聴いてるのはピクシーズになってしまった。健康的だしね。ヘロヘロな演奏やだらしない体型含めて格好良い。


第23位 Bloodflowers (2000)/ The Cure(キュアー)
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そこまで鬱屈した青春時代を過ごしたわけでもないのに、キュアーは大好きなバンドの1つだ。このアルバムはナイーヴな時期は終えて、ちょっと枯れた感じの良さがあるので長く聴ける。特にこの曲は、仕事の締切直前や夏休みの宿題に追われてる時に聴くと良いよ。あとラルクはすごい影響受けてると思う。知らないけど。


第22位 Dixie Chicken (1973)/ Little Feat(リトル・フィート)
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独特のグルーヴ感と土臭さ。思わず「クサッ!」って言いたくなるような暑苦しさと土臭さを感じるんだけど、そこが良い。風呂とか入らずに汗だくになってファ-ストフードとかつまみながら旅したくなるような。しないけど。


第21位 Fresh (1973)/ Sly & Family Stone(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)
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スライといえば一般的にはやっぱり「暴動」が最高傑作なんだろうか。これまたリアルタイムで聴いたかどうかの違いかもしれないが、自分にとってはこのアルバムがベストだ。「暴動」よりも穏やかでポップで甘ったるい感じが良い。


第20位 The Soft Bulletin (1999)/ The Flaming Lips(フレーミング・リップス)
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カラフルなサウンドとメランコリックなメロディーが、ただただロマンティック。最近だとMIKAとかが影響受けてると思う。歌も演奏もヘタすぎる?どうだっていいんだよ、そんなことは。


第19位 One Quiet Night (2001)/ Pat Metheny(パット・メセニー)
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タイトル通り深夜から朝方がよく似合う作品。「Song for the Boys」はライヒに影響受けてるっぽい雰囲気。


第18位 My Name Is Albert Ayler (1963)/ Albert Ayler(アルバート・アイラー)
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フリージャズといえば自分の中ではアルバート・アイラーだ。コルトレーンよりも好きだ。ファラオ・サンダースもよく聴いたけど最近はちょっと「錯乱しすぎだろ」とか思うようになってきた。スピリチュアルになり過ぎてないギリギリのカッコよさがたまらなく好きだ。


第17位 What’s Going on (1971)/ Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)
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説明不要の名盤。このアルバムの素晴らしいところはシチュエーションを選ばないところだ。朝でも昼でも夜でも誰とどんな時に聴いても気持よくなれる気がする。


第16位 The Band (1969)/ The Band(ザ・バンド)
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夕暮れ時の地平線を眺めているような、見たこともないくせにノスタルジックに感じさせてくれる雰囲気をもった1枚。体験したこともないのに、音だけでここまで具体的に情景が浮かんでくる作品ってすごいですな。


第15位 The Raven (2003)/ Lou Reed(ルー・リード)
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エドガー・アラン・ポーの『ザ・レイヴン』という詩を基に作られた作品。正直、コンセプチュアルな面が強く、詩の朗読が入っていたりして純粋に音楽のみで評価しにくいところもある。けど、1曲1曲が素晴らし過ぎる。ブラスやストリングスをフィーチャーした曲があったりグラムロック全開だったりと非常に多彩で、集大成的なアルバム。


第14位 DEEP RIVER (2002)/ 宇多田ヒカル
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「First Loveが800万枚売れたんなら、Deep Riverは2000万枚ぐらい売れないとオカシイ。」が口癖です。『First Love』はヒッキーじゃなくても一流のミュージシャンであれば作れるだろうけど、このアルバムは一流なだけじゃ作れないのです。日本の音楽で良いなと思うものはあるけど、歌詞やメロディを含めて、日本語である必然性をはじめて感じたアルバム。


第13位 Milestones (with John Coltrane) (1958)/ Miles Davis(マイルス・デイビス)
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巷で言われるほど「Kind of Blue」の良さや凄さがわからない自分にとっては、こっちのほうがマイルス・デイヴィスというミュージシャンの凄さを感じるには重要な1枚だ。ストイック過ぎないしモダンだしキャッチーだし言うことなし。これが60年以上も前に作られたってのがすごい。


第12位 Is This It (2001)/ The Strokes(ストロークス)
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ストロークスは自分にとって2000年以降で最も好きなバンドなんだけど、実際のところ具体的にどこがどう良くてそこまで魅力を感じるのかを聞かれると非常に困ったりする。ここまでシンプルでストレートなガレージロックを、リアルタイムで聴けてる喜びに対しての評価なのかもしれない。うーん、よくわかんないけどカッコイイことだけは確か。


第11位 Mellon Collie And The Infinite Sadness (1995)/ Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)
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正直、スマパンはこのアルバムを出した時点で音楽的にはニルヴァーナ超えてるだろとか思ってるわけでありまして。ヘビーなリフとキャッチーで美しいメロディと多彩な音楽性が同居したすごいアルバム。
ちなみにスマパンを好きになるかどうかは音楽性の前に、ビリー・コーガンの独特の歌声を受け入れれるかどうかも重要かもしれない。歌声を聴いて「マジ?」ってビックリしたのはこの人と小室哲哉さんぐらいだ。


第10位 Waltz for Debby (1961)/ Bill Evans Trio(ビル・エヴァンス・トリオ)
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もはや説明不要過ぎて面倒臭ささえ感じる…。人生で初めて聴いたジャズのアルバムだった気がする。このアルバムには独特の優雅さというかブルジョワ感がある。もちろんビル・エヴァンスのピアノもそうなんだけど(多分この人はクラシックからの影響のほうが強い)、実はあの観客から出る雑音をそのままサンプリングしたことがこのアルバムのイメージを決定づける重要な要素になってる気がする。そして自分はこのアルバムのそういうところが好きになれなかったところだったのに、いつの間にかこんな位置にいる。恐ろしい。


第9位 Odessey and Oracle (1968)/ The Zombies(ゾンビーズ)
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サイケでポップなひねくれ系バンド。自分はビートルズよりもビーチボーイズよりもゾンビーズが好きだ。ていうかビーチボーイズとか全然好きじゃない。あれはなんであんな絶賛されてるんだ?まあそれはいいや。こんなに素晴らしいアルバムを作った割に知名度が低いのは多分バンド名のせい。そらこんな名前じゃ売れないだろ。ちょっとこじらせてたのは音楽からも伝わってくるけど、そこが良い。全曲良い。


第8位 (What’s The Story) Morning Glory (1996)/ Oasis(オアシス)
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オアシスは1stもこの2ndも神がかっていて捨て曲がない。どちらか選べと言われたら「Don’t Look Back In Anger」が入っているこっち。深読みすれば、Don’t Look~のシニカルで複雑な感情を綴った歌詞が大好きだ。「おまえらロックバンドになんか自己投影するんじゃねえ、こっちは売れすぎてナイーブになってんだ。背負わせんな。」ってメッセージをこんな素晴らしいメロディに乗せて言ってくるとこがもうね。でも絶対この曲出来たとき「やべーやっぱオレ神だわ」ってニヤついただろっていうね。絶対そうでしょ。知らないけどね。


第7位 The Melody At Night, With You (1999)/ Keith Jarrett(キース・ジャレット)
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これより素晴らしいピアノソロアルバムがあるんだろうかってぐらい美しい。本当に地味なんだけど、ただしっとりじっくり聴かせてくれる。比較的新しいアルバムだけど、10年後には超名盤の扱いになっているはず。


第6位 Ballads (1962)/ John Coltrane(ジョン・コルトレーン)
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音楽史的な文脈でいうと、コルトレーンの中ではそこまで重要な作品ではないかもしれないけど、今まで聴いてきたどのジャズよりも好きなアルバム。スタンダードをスタンダードに楽しめる飽きのこない作品。


第5位 Republic (1993)/ New Order(ニューオーダー)
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ニューオーダーの中でこれをベストに挙げる人はかなりの少数派だろう。なぜならはじめて買った洋楽のアルバムがこれだからだ。12歳当時、TMネットワークみたいな打ち込みとバンドが融合したサウンドが好きだった自分が新規開拓をしようとしたところ、音楽好きの学校の先生が教えてくれた思い出深い作品だ。TMネットワークとは違うけれど、シンセの音とバンドサウンド、そして切なくてキャッチーなメロディに感動したのを覚えているし、今でも色褪せていない。デュランデュランを勧められなくて良かった。


第4位 The Mission[サウンドトラック] (1986)/ Ennio Morricone(ニンニオ・モリコーネ)
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映画音楽界のマエストロ、モリコーネの傑作。モリコーネは現代音楽とかそういうカテゴリーに入ってもおかしくないので、今回のランキングの範囲内かは非常に微妙なところではあるが、あくまで映画のサントラという扱いにした。
アルバム全体で見ると「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」も大変素晴らしいけど、やはりなんといっても「Gabriel’s Oboe」の圧倒的な美しさだ。これも映画自体がすごく好きというわけではないというか覚えていない。


第3位 After The Gold Rush (1972)/ Neil Young(ニール・ヤング)
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このアルバムの良さはなかなか言葉では現しにくいのだ。


第2位 DISCOVERY (2001)/ Daft Punk(ダフト・パンク)
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どうもこのアルバムは自分が思っているほど世間的な評価は高くないような気がするのは少し残念。ウンチクや深い精神性とかそういうのは抜きにして、最終的に音楽は聴いて楽しいかどうかが重要だとすれば、これを超える作品というのはなかなかないんじゃないだろうか。ディスコ世代もクラブ世代も一体になって踊れるお祭り感と普遍性がこのアルバムにはあると思う。


第1位 Screamadelica (1991)/ Primal Scream(プライマル・スクリーム)
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1位は「過大評価されてるアルバムランキング」とかでマイブラやペット・サウンズと並んで必ず入ってそうなイメージのあるこの作品。
うまい言い回しが思い浮かばずに非常にもどかしいのだけど、自分がこのアルバムにすごく惹かれるのは、ジャンルというか体系的なものとか権威的なものに抗なうことそのものが目的化してるように感じるところだ。「ロックとかダンスミュージックとか白人とか黒人とか関係なく良いものを無節操に取り込んでいって、それを一流のプロデューサーに投げてまとめればスゲーの出来るんじゃない?深み?知らん。」みたいな開き直りで突き進んだらホントにスゴいものができました、みたいな。表面的で軽薄なんだけど一周してそれがカッコイイしそれこそが本質的な気がするからだ。そしてこのアルバムが好きじゃない人はまさにそういうところが嫌いなんじゃないかと思う。実際どうかは知らないけどね。


あとがき

終わったよ…。とにかく疲れた…。途中何回やめようと思ったことか…。この程度でなんだって思ったヤツは、一度わたしのブログの更新頻度をみてくれ。これは奇跡だ。人生でベスト100にはいるくらいがんばったよ。ていうかほんと100にしなくて良かったわ。レビューが苦痛すぎた。

それはともかく、ひと通りランキングを見直してみると、ガチで選びすぎたせいか予想以上にコンサバというか無難なチョイスになった気がする。いや、マイルスやコルトレーンより上にプライマルとかダフトパンクがきてるしそうでもないか。よくわからん。ただ、無難かどうかは別にして基本的には、普遍的なポップさ(メロディアスさ)があって、不健康(メンタル的に)にならない程度のインナー感も備えつつ、かつ1つのジャンルの枠におさまらないサウンドクリエイションをしている作品というのが評価基準になっている。

自分は最新のクラブ系の音も大好きだし、ポストロックやポストパンク、グランジ、プログレと色んなジャンルを横断してきたけど、今回のランキングにほとんど入らなかったのは、20年後も聴けると自信をもって言えるかどうかは現時点ではよくわからなかったのが正直なところ。現に20代前半に聴いてたものの大半はすっかり聴かなくなってしまったしなあ。

また、時代を変えたと言われるような革新性の高い作品であっても、超名盤といわれるようなアルバムもはいっていないものが多い。これに関しては、そういった作品はリアルタイムで体験したかどうかで評価というのは大きく変わるし、コンテクスト込みで評価するのは極力避けたい主義なので(完全には無理だとしても)、というのが理由だ。

自分の趣味趣向が明確になると、意外な発見もあったりして(ファンク系の割合が高いのには自分で驚いた)楽しかったので気が向いたら別の縛りでやってみようと思います。

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『一生モノ(かもしれない)の音楽アルバムベスト50を紹介する。』へのコメント

  1. 名前:ポゴ 投稿日:2015/03/23(月) 02:58:48 ID:18113eadc

    初めまして。Dj Shadowもおすすめですよ

    • 名前:marumie 投稿日:2015/03/23(月) 22:39:33 ID:18769a160

      はじめまして。SHADOWはぼくも大好きでしたー!

  2. 名前:しょけん 投稿日:2016/11/12(土) 13:55:01 ID:0a14c7e8d

    知らないアルバムがあったりして、大変勉強になりました・・・さっそくツタヤにいってまいります・・・・

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